21期奨学生

木田 優美子様 アンジェ留学1

私が留学している街はAngers(アンジェ)といってパリからTGVに乗って約一時間半で到着します。私がアンジェに到着して最初に思ったことはとても穏やかで安心して暮らせる街だな、ということです。もともと治安という面ではフランスではどこでも気を張っていなければ!と思っていました。しかし実際に生活を始めてみると、アンジェはとても安全で夜道もたくさん街灯がるので怖い思いをすることはありません。

滞在先の寮も大変良いところです。はじめは女子寮だと思っていましたが男子学生も暮らしていたので少し驚きました!しかし到着した日から寮母さんをはじめ寮生も優しい人ばかりで生活面、勉強面ともにいつも助けてもらっています。大学学生寮なのでフランス人だけでなくたくさんの国籍の学生が暮らしています。日常生活のなかでもフランス語があふれており学校、寮ともに毎日フランス語、という感じです!(笑)

それからアンジェに着いてから一週間ほどでクラス分けテストが行われました。テストは大学の大教室のようなところで200人ほどが集まって行われました。聞き取りと文法・資料の読み取りなどの問題が出題されました。聞き取りは音割れがしていて分かりにくい問題ばかりでしたが文法や読解は日本でやってきたのでそれほど難しいという印象はありませんでした。その後3日ほどでクラス分けの結果が発表され、それぞれのクラスで授業が始まりました。はじめの一週間は自分が配置されたクラスが適切かどうか判断するためのお試し期間のような感じで、一週間すると数人が他のクラスに移動になりました。今はクラスが固定し、クラスメイトとも交流が深まっています!

私のクラスはアジア人のみとなっています。今学期は関東の大学から大学プログラムの一環で多くの日本人が留学に来ていますので私を含め日本人が10名、中国人が3名、台湾人が1名、韓国人が1名、ベトナム人が1名の計16名となっています。生徒の年齢も20代前半の人ばかりなので同世代の人ばかりで気兼ねなく話すことができます。クラスの雰囲気も良く授業でも発言する生徒が多いのでとても活気づいた授業が行われています。しかし日本人が多いこともありグループワークの際に日本語を使ってしまうこともあるのでそのあたりは分からないなりにフランス語を使ったほうが良いと思います!

送付した写真は上から寮の部屋、一緒にアンジェに到着した友人たち、寮からの風景、近くのアンジェ城、大学の正面口、土曜日の朝市、クラスメイト、アンジェの街並みを撮影したものです。まだアンジェに来て二カ月も経たないですが留学するには最適の場所だと思います。治安も良く、スーパーも充実していますし、優しい人ばかりです。次のレポートではより詳しく日常生活について書こうと思います!

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